NKニュース(c)news1
NKニュース(c)news1

【07月07日 KOREA WAVE】北朝鮮が、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記または高位幹部が使っていると推定される全国各地の別荘(専用邸宅)団地のうち、少なくとも9カ所で屋根工事を含む施設改善作業を進めたものとみられる。

北朝鮮専門メディアNKニュースが最近、衛星データ企業プラネットラボスの衛星写真を分析した結果によると、平壌の龍城、江東、チンダルレ館と元山、延豊湖、楽園、信川、昌城、通川など、少なくとも9カ所の別荘施設で屋根が交換または補修された。

衛星写真によると、大半の工事は5月30日から6月2日の間に、複数の地域でほぼ同時に始まった。一部施設では6月中旬以降に工事が進められたと把握された。

龍城、江東、元山のようにキム総書記の主要居所として知られる別荘で維持・補修作業が進められたことは想定できる。ただ、日本海岸の通川別荘のような離れた地域でも同様の工事が進められた点は異例との評価だ。

比較的最近竣工した延豊湖別荘でも屋根工事が進められた。平安南道の延豊湖別荘は、キム総書記の執権後に建てられた代表的な豪華別荘団地だ。

工事が複数地域で同時に進められた点は、該当施設がキムファミリーと最側近らが現在も利用する主要施設であることを示す状況証拠と解釈されると、NKニュースは分析した。

平壌の高坊山ホテルも5月24日から30日の間に屋根を補修した。ここは北朝鮮の国営航空会社、高麗航空が運営しているとされる場所でもある。

そのため今回の補修工事は、キム総書記個人の別荘だけでなく、貴賓用施設など特別行事用施設全般を対象にしたものだとの解釈も出ている。

一部では、こうした高級施設の動向を追跡することが、キム総書記の動線を把握するうえで役立つとの見方も提起されている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News