ソウル市江南区新沙洞のプレミアムアイスクリームブランド「ベンソン」の旗艦店1号店「ベンソン・クリーマリー・ソウル」(c)news1
ソウル市江南区新沙洞のプレミアムアイスクリームブランド「ベンソン」の旗艦店1号店「ベンソン・クリーマリー・ソウル」(c)news1

【07月06日 KOREA WAVE】バスキン・ロビンス、ヨアジョンなど伝統的な強者が健在な韓国のアイスクリーム市場に「ベンソン(Benson)」や「ヴァン・ルーウェン(VAN LEEUWEN)」のような新興高級ブランドが相次いで加わっている。デザートの高級化の流れに乗り、プレミアムアイスクリーム市場そのものが急速に拡大している。

ニューヨーク発のプレミアムアイスクリーム「ヴァン・ルーウェン」は3日、江南駅に韓国1号店を開店。トゥーサムプレイスがマスターフランチャイズ契約を結んで導入したブランドで、米国全域で100店以上の直営店を運営している。

ヴァン・ルーウェンは人工添加物を使わず、バニラ、チョコレート、ピスタチオなど原材料の風味を生かし、乳製品を含まない「デイリーフリー」方式でも製造しており、健康と創意性を掲げるブランドとして注目されてきた。

江南駅店は、米国現地を除く海外で運営される唯一の店舗だ。ヴァン・ルーウェンは江南駅を出発点に、新世界江南店、新論峴駅店などへ順次店舗を拡大し、グローバル進出を進める見通しだ。

ヴァン・ルーウェンがグローバル進出の舞台に韓国を選んだのは、プレミアムアイスクリーム市場の成長が急速に進んでいるためだ。

無人アイスクリーム店の拡大や「1+1」キャンペーンなどにより、一般アイスクリームには「価格は安いが栄養分が少ない」という認識が広がった一方、プレミアム商品は低糖、低カロリー、低脂肪を前面に出し、健康デザートとして生まれ変わっている。

ブランドの業績も上向いている。バスキン・ロビンスとダンキンを運営するBRコリアの2025年の営業損失は前年より半分近く減り、2026年1~3月期の営業利益は1年前より110%増加した。

ヨーグルトアイスクリームブランドのヨアジョンは2025年、前年比10%以上増の134億ウォン(約14億1000万円)の営業利益を記録した。好みに合わせて量やメニュー、トッピングを選べる注文方式が若い世代に注目され、全国の店舗は670店まで増えた。

大企業も参入している。ハンファギャラリアは子会社ベラスクープクリーマリーを通じ、2025年5月にプレミアムアイスクリーム「ベンソン」を立ち上げた。素材本来の味を生かすため乳脂肪比率を高め、密度のある食感を出すため空気含有量も大幅に下げた。

2025年5月にブランドを公開してから拡大を重ねたベンソンは、今月時点で全国に18店舗を展開しており、2026年中に30号店、2027年までに100号店を出店する目標だ。高い品質とサービス水準を維持するため、全店舗を100%直営で運営している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News