台風9号が米領ロタ島に上陸 「壊滅的な被害」に警戒呼びかけ
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【7月6日 AFP】米国立気象局(NWS)は6日、ハリケーンの規模で最も強い「カテゴリー5」に匹敵する暴風を伴う台風9号(アジア名:バービー)が、太平洋にある米領ロタ島に上陸したと発表し、「壊滅的な被害と生命を脅かす事態」に警戒を呼びかけた。
NWSは「スーパー台風バービーの西側の目の壁が、現在ロタ島の上空を通過している。ロタ島を通過する際の最新の最大風速は秒速80メートルが予想される」とし、「目の壁が通過する間、秒速67メートルを超える壊滅的な暴風がロタ島全域で続く」と述べた。
台風9号は、合わせて約21万人が暮らす北マリアナ諸島や、米領グアムにも、極めて強い風と激しい雨をもたらした。
4月中旬に猛烈な勢力を誇った台風4号(アジア名:シンラコウ)が同地域を襲った際には、数万人が停電に直面し、樹木をなぎ倒し、車を横転させ、建物の金属製の屋根が吹き飛ばされた。
NWSはこれまでに、約1500人が暮らすロタ島への直撃により島の大部分が「数週間、おそらくそれ以上の期間にわたって居住不能になる。コンクリート造りでない、または補強されていない多くの住宅は破壊され、屋根の完全な損壊や壁の崩壊が起きる」との見通しを示していた。
また、「ほぼすべての木が折れるか根こそぎ引き抜かれ、電柱が倒壊する。倒木や倒壊した電柱によって住宅地が孤立する。停電は数週間から、場合によっては数か月間続くだろう」とした。
5日午後には、グアムで道路を走る車の姿はほとんどなく、ほぼすべての店舗が閉店し、その多くは窓に板が打ち付けられていた。
日本人観光客の25歳の女性は、友人たちと東京へ飛び立つ予定だったが、フライトが欠航となったと明かし、「嵐が来ている間はホテルに滞在します。怖いです」と、AFPに語った。
一方、タロフォフォ湾のビーチでは、約10人のサーファーたちがこの強風のコンディションを最大限に楽しんでいた。(c)AFP