【7月4日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権で長年待ち望んでいた女子シングルス16強入りを初めて果たした大坂なおみは、大会会場でのファッションショーをさらに続けると誓った。

試合前にオートクチュールの衣装を身にまとってコートに登場し、プレー前に通常のテニスウエアになる大坂は、ウィンブルドンで大きな反響を呼んでいる。

1回戦では着物から着想を得た衣装で話題になると、2回戦ではウエディングドレスのような長い裾を引きずって登場した。

3日に行われたダリア・カサキナとの3回戦では、白一色でレイヤードされた着物スタイルの最新衣装を身にまとった。

日本人若手デザイナーの八木華さんが手がけたこの衣装には、日本へのオマージュとして桜があしらわれていた。

大坂は今年の全豪オープンでクラゲをテーマにした衣装を着ると、全仏オープンではエッフェル塔から着想を得た衣装を披露した。

「なんだか不思議な感覚。ある意味、自分のテニスについて話すよりも、服について話すほうがずっと準備ができているように感じることがある。20年以上もテニスを続けているのに、自分がそのエキスパートではないように思える日があるなんて、変」と大坂は語った。

「もし衣装のことなら、いくらでも話し続けられる気がする。みんなが興味を持ってくれて、生地や制作秘話まで深く掘り下げてくれているのは本当に楽しい」

カサキナを6-1、6-3で下した大会第14シードの大坂は、グランドスラムでは優勝した2021年の全豪以降でわずか3度目となる4回戦に駒を進めた。

次戦は第1シードのアリーナ・サバレンカと対戦。6月の全仏では4回戦でサバレンカに敗れたが、リベンジマッチに向けて最高のタイミングで調子を上げている。

さらに他の衣装も考えているか尋ねられると、大坂はこう答えた。

「もちろん、大会に長く残れば残るほど、衣装を通してより多くのストーリーを伝えることができる」

「自分のスタイルを発信できるだけでなく、自分のテニスというブランドも伝えることができる。私にとって、自分のテニスは自分自身よりも少し派手だから」

「小さい頃から映画や本、物語がずっと大好きだった。それを自分なりの方法で表現することは挑戦だけど、その答えを見つけ出していくのは本当に楽しい」(c)AFP