英控訴院、少女2人をレイプした15歳少年2人に拘禁4年「あまりにも悪質」
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【7月3日 AFP】少女2人をレイプし有罪となった現在15歳の少年2人に対し、英控訴院(高裁)は2日、拘禁4年の実刑判決を言い渡した。下級審は拘禁刑を科さず、国民が猛反発していた。
イングランド南部サウサンプトン刑事法院のニコラス・ローランド判事は5月、「これらの子どもたちを不必要に犯罪者扱いすることは避けたい」と述べ、2024年と2025年1月に14歳と15歳の少女2人をそれぞれ集団レイプし、その場面を撮影した動画をネットで共有したとして、2人に対し、刑務所や少年院などの矯正施設に拘禁されない「青少年更生命令(保護観察処分)」を科した。
だが、この量刑が激しい反発を招いたのを受け、リチャード・ハーマー法務長官は、判決が「不当に寛大すぎる」可能性があるとして、ロンドンの控訴院に審理を委ねることを決定した。
控訴院のスー・カー裁判長は一審判決を破棄。年齢を理由に名前を公表できない少年2人に対し、ビデオリンクを通じて「あなた方がしたことがあまりにも悪質で、他に選択肢がない」と告げ、拘禁4年の実刑判決を言い渡した。
英国で刑務所に収容されるのは18歳以上であるため、成人するまでは少年院で服役することになる。
共犯の14歳の少年は、一審に続き拘禁刑を科さなかった。
被害に遭った少女2人の家族は2日の判決を歓迎した。
一方の家族は、「私たち家族の苦痛をなかったことにはできないが、この判決によって、より強い正義と説明責任がもたらされた」とコメント。
もう一方の家族も、裁判所が「これらの犯罪の重大性」を認めてくれたことに「安堵(あんど)」していると語った。
「一審判決は家族を精神的に打ちのめすものであり、娘が受けた被害が完全には認められていないと感じていた」と付け加え、「娘が耐えてきたトラウマが消えるわけではないが、今回の判決で正義が果たされたという感覚が強まった」と付け加えた。(c)AFP