レバノン大統領「イスラエルに領土を1インチたりとも譲り渡すつもりはない」
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【7月3日 AFP】レバノンのジョセフ・アウン大統領は2日、イスラエルとの和平交渉について、国家に対する反逆ではなく、「レバノンの領土を1インチたりとも譲り渡すつもりはない」として正当化した。大統領府が明らかにした。
イスラエルのイスラエル・カッツ国防相は1日、同国軍がレバノン、シリア、およびパレスチナ自治区ガザ地区のいわゆる「安全保障地帯(自国への攻撃や侵入を防ぐための緩衝地帯)」に「当面の間」駐留し続ける方針を示したばかり。
レバノンは先週、イスラエルおよび米国と地域の永続的な和平実現への枠組み構築で合意したが、親イラン民兵組織ヒズボラかの猛烈な反発に直面している。
アウン大統領は2日、イスラエルとの和平交渉は「国家に対する反逆ではなく、不必要な流血を伴わない外交戦だ」と説明。
レバノン政府が和平交渉を決断したのは「自国領土からのイスラエル軍の撤退を確実にするためだ」として、「レバノンの領土を1インチたりとも譲り渡すつもりはない」と強調した。
枠組み合意は、ヒズボラが武装解除し、イスラエル軍が撤退するのに伴い、レバノン政府軍がレバノン南部の支配を段階的に確立していくことを想定しているが、具体的なタイムラインは設定されていない。このプロセスは今後「安全保障付帯文書」において詳細が詰められる予定だが、内容はまだ公表されていない。
一方、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は6月30日、同国軍が駐留を続けるレバノン南部の「安全保障地帯」を視察した際、ヒズボラが脅威であり続ける限り、レバノン南部に部隊を駐留させ続けると改めて強調している。(c)AFP