【7月3日 CGTN Japanese】中国の航空機メーカー「中国商用飛機(COMAC)」が6月28日、国産旅客機C909が商業運航開始から10周年を迎え、累計186機を引き渡し、国内のリージョナル機材の70%を占めるに至ったと発表しました。10年の運航を経て、C909は中国の地域航空市場を支える主力機種へと成長しています。
 
C909機は2002年に開発プロジェクトが立ち上げられ、2008年に初飛行が行われました。中国が自主開発した90席クラスの中短距離のターボファン方式リージョナルジェット機として、C909は主に中小都市間およびハブ空港への接続輸送を担い、C919などの幹線用旅客機との差別化・補完関係を築いています。

 
中国工程院の院士(アカデミー会員)でもあり、C909シリーズ旅客機のチーフデザイナーを務める陳勇氏は、「設計段階から、中国の複雑な地形・地勢と将来の運航地域を十分に考慮し、短く狭い滑走路、厳寒・高温・高地空港での離着陸性能、横風への耐性を設計目標とした。これにより、C909は中国中西部や辺境地域、さらには東南アジアなど海外地域での運航にも高い適応性を備えている」と説明しました。
 
C909は2016年に商用運航を開始し、正式に民用輸送市場に参入しました。C909機はこれまでに既に十数社に186機が引き渡され、国内のリージョナル機材の70%を占めています。これまでに延べ3700万人以上の旅客を輸送し、180以上の都市を結ぶ累計860以上の路線に就航しており、1日平均500便以上が運航されています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News