【7月2日 CGTN Japanese】中国の国有総合建材企業、中国建材集団が6月28日に明らかにしたところによると、同社傘下の中復神鷹炭素繊維連雲港(江蘇省)基地が世界クラスの高性能炭素繊維生産ライン3本の集中的な生産を開始し、汎用、高強度、高弾性率という3大主流の炭素繊維品種をカバーしています。
 
今回一斉に生産を開始した3本の炭素繊維生産ラインは、それぞれ強みを持っています。年間5000トンのラージトウ(大繊維束)炭素繊維を生産できる生産ラインは、初の乾式噴射(DJ)・湿式紡糸技術により、風力発電専用製品の高度化を実施し、生産コストを効率的に削減し、業界の大量生産レベルを大幅に向上させました。また、世界初の幅4メートルの千トン級T1100級生産ラインは、生産能力の飛躍的な向上を実現し、航空宇宙、低空域飛行体などハイエンドかつ過酷な使用環境に全面的に対応するものです。一方、年産600トンの高弾性率炭素繊維を生産できる生産ラインは、ハイエンド装備や3C電子機器などの分野に製品を提供します。

 
今回、これら3本の生産ラインが一斉に稼働を開始したことで、中国国内の脆弱(ぜいじゃく)だったハイエンド炭素繊維の大規模な生産能力を補い、業界が同質化競争から脱却し、ハイエンド化と技術化への転換を後押しするものとみられています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News