サッカー韓国代表の洪監督辞任、W杯早期敗退で大統領から痛烈批判
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【6月29日 AFP】サッカー韓国代表の洪明甫(ホン・ミョンボ)監督は28日、W杯(ワールドカップ)北中米大会でのグループリーグ敗退に加えて大統領からの激しい非難を受ける中、辞任を表明した。
かつて代表主将も務めた洪監督にとって、今回はW杯で2度目の指揮となっていたが、2014年のブラジル大会に続いて再び早期敗退という結果に終わった。
グループAに入った韓国は勝ち上がりが有力視されていたが、チェコ戦には2-1で勝利したものの、共催国のメキシコ、南アフリカには0-1で敗れ勝ち点3にとどまった。
各組3位チームの上位8チームに滑り込んで決勝トーナメント進出に望みをつないだものの、27日の他グループの結果でそれもついえた。
聯合ニュースによると、洪監督はメキシコで記者団に対し、「この2年間、重要な決断を下すとき、選手を選ぶとき、あるいは練習や試合の準備をするとき、私は常に自分自身に同じ問いを投げかけてきた。それはこれが韓国サッカーにとって正しい選択なのかということだ」「全ての決断が正しかったかは言えないが、どの決断も韓国サッカーのことを第一に考えて下してきたということだけは、皆さんにお伝えする」と述べた。
辞任発表の数時間前、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は、代表のパフォーマンスを激しく非難し、「無能な人」をやり玉に挙げて国民に謝罪した。
李大統領はX(旧ツイッター)に「実力よりも忠誠心や派閥主義が重んじられ、無能な人々が指導的な立場に任命されれば、このような結果になるのは火を見るより明らかです」「この受け入れがたい結果によって国民に深い失望を与えたことを、心からおわび申し上げます。このようなことが二度と起こらないよう、スポーツ行政の改革を迅速に推進してまいります」などと投稿し、行政主導での刷新を示唆した。
2024年7月に監督に就任して以降、国内での試合ではブーイングを浴びせられるなど、今大会での失態を演じる前から洪監督はファンや国内メディアから極めて人気が低かった。
引き分け以上でグループ突破が決まるはずだった南アフリカ戦では、主将の孫興民(ソン・フンミン)をスタメンから外すというギャンブルに出たものの、この采配が裏目に出た。34歳の孫は、今回が最後のW杯になる可能性もあり、以前から代表引退も示唆している。
洪監督は「代表チームを去ることになりますが、韓国サッカーそのものを完全に見捨てるわけではありません。心から代表チームを応援し、チームが再び国民から信頼され、愛される存在になることを願っています」と、今後もいちファンとして応援し続ける姿勢を示した。(c)AFP