【6月28日 AFP】フランスの保健当局は28日、欧州西部の広い範囲を数日間にわたって襲った記録的な熱波の期間中、死亡した人の数が、通常予想される範囲を約1000人上回ったことを明らかにした。

仏公衆衛生庁は声明を発表し、「6月24日以降、それ以前の数か月間の推移から予測される水準を、約1000人上回る死者数(暫定値)が確認された」と述べた。

同庁によると、最高レベルの「赤色警報」が発令されていた地域で特に深刻な影響が出ており、死亡者の85%を65歳以上の高齢者が占めていたという。

特に顕著な増加がみられたのは自宅で死亡したケースで、首都パリとその郊外を含むイル・ド・フランス圏でその傾向が強かった。

同庁は声明の中で、「今回のデータは、都市化が進んだ地域も含め、孤立している人や深い孤独を抱えている人々に対する周囲の連帯やケアが不可欠であることを、改めて示す形となった」と指摘した。(c)AFP