「ベスパ」愛が止まらない ビンテージスクーターを電動に インドネシア
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■レトロなベスパ愛好家のクラブも
もちろん、オリジナルのベスパが持つレトロな雰囲気を愛し、環境への配慮よりも昔ながらのエンジン音を選ぶ人たちもいる。
「ベスパのエンジン音は独特で、遠くからでも聞き分けられる」と語るのは、ビンテージのベスパ愛好家のムハンマド・フスニ・ブディマンさん(39)。
「クラシックで、ノスタルジックだ」と話すブディマンさんは、2021年にジャカルタを拠点とした1960年代製ベスパの愛好家クラブを立ち上げた。現在、そのクラブのメンバーは数百人にのぼるという。電動ベスパを試乗したこともあると言うが、クラブはあくまでオリジナルモデルを愛する人たちのためのものだ。
フラスティオさんも、ブディマンさんのように電動化に抵抗感を示す愛好家がいることを理解している。
また、ブディマンさんのような人々が愛してやまない、従来のベスパの魅力を否定するつもりはないと話す。
「私たちは、大気汚染について誰かに説教するつもりはない」
「マニュアルのバイクに慣れていない人たちに、電動バイクという選択肢もあると提案しているだけだ」と語った。(c)AFP/Dessy SAGITA