【6月26日 AFP】サッカー日本代表の森保一監督は、W杯(ワールドカップ)北中米大会での日本の躍進ぶりがアジアの他の国に刺激を与えることに期待を寄せた。

AFPは、中国のサッカーファンがライバル国である日本の勝利を祝う様子を捉えていた。日中両国はしばしば政治的に緊張した関係にあるが、上海の一部の中国のサッカーファンはそれを脇に置き、日本がチュニジアに4-0で大勝した際には歓声を上げて喜んだ。

日本は25日、W杯グループF最終戦のスウェーデン戦を1-1で引き分け、決勝トーナメント初戦でブラジルと対戦することが決まった。

試合後の会見で、AFPから「自分たちの成功が日本だけでなく、アジア全体のためのものだと感じているか」と問われた森保監督は、次のように語った。

「日本代表として、日本の誇りを持って世界に挑むことを考えていながらも、アジアの予選を戦って勝ち抜いてきたので、アジアの代表として戦う意識も持っています」

「特に、第2戦でアジア勢がなかなか良い結果が得られなかった」「われわれはきょう勝てはしませんでしたが、勝利を届け、良い戦いをして、アジアの人たちに自信を持ってもらえるように、勇気を持ってもらえるように、アジアの希望となれるように、ということは考えている」

「アジア全体でもっと切磋琢磨(せっさたくま)して、世界の舞台で他の大陸よりアジアの方がレベル高く戦えていると思えるように、将来的になればと思っている」

今W杯のアジア勢では、オーストラリアがグループDの2位で32強入りを決め、韓国が各組3位以上の上位チームに入って決勝トーナメントに進出する可能性を残している。

また、1試合を残しているイランにも勝ち上がる可能性がある。

一方で中国は2002年の日韓大会で初出場したものの、今回も本大会出場を逃している。(c)AFP