【6月25日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)は24日、五輪への賞金導入を求める圧力が強まる中、大会に参加する全選手を対象とした助成金制度の創設を発表した。

五輪では選手がアマチュアでなければならないという規定が廃止されて久しいが、IOCはこの日に至るまで、出場選手への金銭の支払いに難色を示し続けてきた。

IOCはウェブサイト上で、「五輪に参加するすべての選手は、新たに創設される1万ドル(約160万円)の『フィット・フォー・ザ・フューチャー・オリンピアン助成金』を受け取る資格を得る」と発表し、4年間の五輪サイクルごとに総額1億4000万ドル(約226億円)の基金が用意されると付け加えた。

バスケットボール元スペイン代表で、IOCアスリート委員会の委員長を務めるパウ・ガソル氏は、「出身国や順位に関係なく、すべてのオリンピアン」にこの助成金の受給資格があると述べた一方、「これは賞金ではない」と強調し、パラリンピック選手は対象外であることも明らかにした。

IOCによると、今冬のミラノ・コルティナダンペッツォ大会に出場した選手については手続きが整い次第、助成金の申請が可能になるという。(c)AFP