比高校で銃乱射、生徒3人死亡 少年2人拘束 いじめが動機か
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【6月22日 AFP】<内容更新>フィリピン中部レイテ州タクロバン市にある高校で22日午前9時(日本時間午前10時)ごろ、銃乱射事件が発生した。警察当局によると、少なくとも十代の生徒3人が死亡、7人が負傷した。フィリピンの学校で銃乱射事件が起きるのは極めてまれだ。
地元警察幹部のエバリン・ディアス氏はAFPに対し、タクロバン市のサンホセ国立高校で「無差別に」銃を発砲したとして、15歳と14歳の少年2人の身柄を拘束したことを明らかにした。
地元メディアにより広く拡散された動画には、銃声が響き渡る中、パニックに陥った子どもたちが教室内に身を隠しながら悲鳴を上げ、泣き叫ぶ様子が映っていた。AFPは映像が現場の様子を捉えたものであることを確認した。
ディアス氏は、「(犯行の)動機として『いじめ』があったと聞いているが、本人たちへの確認はまだ行われていない」と述べた。
経済協力開発機構(OECD)が2022年に発表した報告書によると、フィリピンの男子生徒の半数以上、女子生徒の43%が「少なくとも月に数回」いじめを受けていると回答した。これは、OECD加盟国の平均の2倍を超える高い割合となっている。
また、警察は「使用された銃器の回収を進めており、入手経路やどのようにして校内に持ち込んだのかを調査している」とした上で、「事件の詳しい経緯の特定もこれからの段階だ。容疑者は未成年のため、保護者立ち会いのもとで警察署での取り調べが続いている」と付け加えた。
負傷した生徒たちの容態については、現時点では不明だ。
フィリピンでは、合法的な銃の所持は厳しく規制されているが、その一方で大規模な銃器の密売市場(ブラックマーケット)が存在している。(c)AFP