【6月22日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は21日、イスラエル軍は「必要な限り」レバノン南部にとどまると述べる一方で、イランによる核兵器の獲得を阻止すると誓った。

ネタニヤフ氏は、「最愛なる北部住民とすべてのイスラエル市民を守るため、われわれは必要な限りレバノン南部の安全地帯にとどまり続ける。何ものもその約束を変えることはできない」と述べた。

「イランに関しては、どのような政治的展開が起ころうとも、私はイランが核兵器を獲得することを決して許さない。私がイスラエルの首相を務める限り、そのようなことは起こらせない」

その後、出席したイベントで演説したネタニヤフ氏は、中東戦争がイランの核兵器保有を阻止するというイスラエルの主な目標を達成したと改めて主張した。

「われわれは、イランがわが国を全滅させようとする計画を実行に移すのを阻止した。もし阻止していなければ、彼らはきょう、それを実行するための原子爆弾を手にしていただろう」「われわれはそれを阻止した。生存に関わる危機を取り除いた」と述べた。

また、ネタニヤフ氏は、イスラエル軍は民間人の死傷者を低く抑えるよう努めながら、親イラン武装組織ヒズボラの「テロリスト」を標的にしているとも述べた。

「このような戦争、このような市街戦においては、どの戦争でもいくらかの民間人の犠牲はつきものだ」とした上で、こう語った。

「私は国防省の調査部門に、レバノンにおける(テロリストと民間人の犠牲者の)比率はどれくらいなのかと尋ねた」「すると彼らは私にこう言った、『5対1です』と。このプロセスのなかで、被害に遭った民間人1人に対して、5人のテロリストが殺されているという意味だ。5対1だ。前代未聞だ」

こう述べたネタニヤフ氏は、イスラエルはレバノンではなく、ヒズボラと戦争をしているのだと改めて強調した。(c)AFP