トランプ氏肝いりで改修工事終えたばかりの反射池でまたトラブル、今度は塗装剥がれる
このニュースをシェア
【6月20日 AFP】米首都ワシントンにあるリンカーン記念堂の反射池(リフレクティング・プール)は、建国250年を迎える独立記念日の7月4日を前に、ドナルド・トランプ大統領の肝いりで大規模な改修工事を終えたばかりだが、早くも青い塗装が剥がれ落ち始めている。
反射池は最近水を満たしたばかりであるにもかかわらず大量の藻が発生し、その色はトランプ氏が求めていた星条旗の青ではなく、沼のような緑色になった。
AFPのカメラマンは19日、反射池から剥離した青いペンキの破片と藻がポンプで吸い上げられて除去されているのを確認した。
ペンキの剥離は、全長610メートルの反射池の広範囲に及んでいるようだ。この現在進行形のトラブルはここ数日、メディアやSNSユーザーによって次々と報じられている。
青い塗装がまだらになった池の底には、誰かが緑色の澱を指でなぞって書いた「TRUMP(トランプ)」という文字も確認できた。
トランプ氏は19日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、この一連のトラブルは「破壊行為」が原因だと主張。
「藻の75%はすでに除去されており、事態は間もなく収拾される。幸いなことに、破壊行為で汚損されたエリアはごく一部であり、来週初めには修復される予定だ」とし、警察などが事件として「精力的に捜査している」と付け加えた。
米メディアによると、反射池の塗り替えプロジェクトには約1400万ドル(約22億6000万円)の費用が投じられている。このプロジェクトは、ホワイトハウスのボールルーム(宴会場)建設プロジェクトや、ポトマック川沿いへの巨大な凱旋門建設プロジェクトなどと同様、ワシントンに自身の足跡を残そうとするトランプ氏の取り組みの一環だ。
反射池は神聖な場所で、1963年には公民権運動の象徴であるマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師がリンカーン記念堂の階段から、反射池の周囲に集まった数十万人の人々を前に向かって、「私には夢がある」で有名な演説を行った。(c)AFP