【6月20日 AFP】英国の救急当局によると、19日夕方にロンドン北部で旅客列車同士が衝突し、1人が死亡、数十人が負傷し、うち11人が「極めて深刻な重傷」を負った。

イースト・ミッドランズ鉄道によると、ロンドンから北に約90キロ離れたベッドフォード駅近くで、同一線路上のロンドン・セントパンクラス行きの列車同士が衝突した。

事故発生から5時間後の救急当局の発表によると、1人が死亡し、「11人が極めて深刻な重傷、22人が重傷を負い、56人が軽傷を負った」という。

同鉄道の広報担当は、衝突したのはイングランド中部コービー発とノッティンガム発で、ともにロンドンに向かう南行きの列車だったと確認した。

ソーシャルメディアに投稿された未確認の映像には、衝突直後の様子が映っており、乗客が損傷した2編成の列車の脇の線路に沿って歩いている姿が見られた。

また、メディアが報じた空撮映像では、列車の大部分が線路上に残ったままだったが、少なくとも1両は脱線している様子だった。

乗客のピート・ナップさんは、英プレス・アソシエーション通信に対し、「前の座席に放り出され、その後に煙が見えた。人々は泣き叫び、とてもおびえて混乱していた」「言葉を失っている人や、足を骨折している人を大勢見かけた」と話した。

別の乗客のテレサ・イタボールさんはBBCに「大きな衝撃音」の後、頭を前の座席にぶつけたと語り、「目を開けると、床に人が倒れていて、あちこち血だらけだった」と続けた。

イースト・ミッドランズ鉄道は、セントパンクラス駅発着の運行が終日不能になると発表している。(c)AFP