【6月19日 AFP】韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は19日、米国のドナルド・トランプ大統領がイランとの合意に達したこと受け、次は北朝鮮に注視することを望んでいると明らかにした。李氏はまた、北朝鮮の核開発計画をめぐって科されている制裁は「効果がない」とトランプ氏に伝えたことも明かした。

トランプと李氏は、今週フランス・エビアンで開催された主要7か国首脳会議(G7サミット)で、夕食を共にしながら会談した。

李氏はソウルで記者団に対し、「トランプ大統領は『北朝鮮問題に注目すべき時が来た』と述べた」と語ったとし、「私は彼(トランプ氏)に、(北朝鮮に対する)制裁と圧力は効果がないと伝えた」と述べた。

さらに「ウクライナ戦争に起因する北朝鮮とロシアの軍事協力により、制裁の実効性は薄れている」と付け加え、「ロシアからのほんのわずかな援助であっても、北朝鮮にとっては大きな助けになる」と続けた。

イランとの合意を発表した数時間後、トランプ氏はソーシャルメディアに、2018年にシンガポールで会談した際に撮影された北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記との写真を説明なしに投稿した。

これが、トランプ政権が次に核を保有する北朝鮮へ焦点を移すのではないかという臆測の火に油を注ぐ形となっている。(c)AFP