【6月19日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は18日、ロシアの弾道ミサイル撃墜のための支援を強化し、米国製兵器の購入を加速させるよう欧州の同盟国に呼び掛けた。

ベルギー・ブリュッセルにある北大西洋条約機構(NATO)本部での会合で、ゼレンスキー氏は支援国に対し、「われわれには手段があり、それらはロシアを『外交しか選択肢がない』という道へと向かわせるのに十分な強さを持っている」と語った。

さらに「(ロシアのウラジーミル・)プーチン大統領が今、絶え間ないミサイル攻撃という唯一の永続的な手段に頼っているのは誰もが目にしており、彼は弾道ミサイルを保有している。だからこそ、われわれには対弾道ミサイル能力が必要なのだ」と訴えた。

ゼレンスキー氏は、主要7か国首脳会議(G7サミット)でのドナルド・トランプ米大統領との前向きな会談の勢いをさらに高めようと、支援国や欧州連合(EU)首脳陣と会談するためにブリュッセルを訪れていた。

ゼレンスキー氏は「米大統領は、ロシアがウクライナと欧州全土にもたらしたこの恐ろしい戦争を終わらせるため、ロシアへの圧力を強めることについて極めて明確な姿勢を示している」と述べた。

さらにゼレンスキー氏は欧州諸国に対し、米国製兵器を購入するプログラムを通じて、ウクライナ向けの兵器(特に防空システム「パトリオット」)の購入を加速させるよう呼びかけた。

ドイツやオランダ、スウェーデンなどの国は、総額10億ドル(約1600億円)規模に上るとみられる、追加の米国製兵器パッケージ二つの購入に貢献する意向を示している。(c)AFP