【6月19日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は18日、中東での戦争中にイスラエルを支持し続けた米国との緊密な関係を維持することの重要性を強調した。

ネタニヤフ氏は、紛争を停止させるための米国とイラン間の合意を巡り、最重要同盟国である米国との関係に緊張が生じている中でこの発言を行った。

イスラエルの専門家らは、この合意がイランの利益を事実上固定化する一方で、イスラエルにとって最も機微な問題である安全保障の問題を先送りにしていると厳しく批判している。

首相官邸の声明によると、ネタニヤフ氏は公式行事の席で「戦いはまだ終わっておらず、さらなる課題が待ち受けている。それらには冷静な判断、イスラエルの安全保障上の利益に対する確固たる防衛、そして同時に、この戦いにおいてわれわれと肩を並べてくれた米国の友人たちとの重要な関係の維持が必要である。われわれはこのパートナーシップに深く感謝している」と述べた。

ネタニヤフ氏自身は、この合意についてまだ直接的なコメントを出していないが、連立政権のメンバーの一部は、17日に合意文の詳細が公開される前段階から、すでにこの合意を否定していた。

その中でJ・D・バンス米副大統領は同日、合意を批判したイスラエルの閣僚に対し、「目を覚まして現実を直視せよ」と呼び掛け、「私がイスラエル政府の閣僚だったら、世界に唯一残された強力な同盟国を攻撃するようなまねはしない」と述べた。(c)AFP