【6月24日 CGTN Japanese】中国科学院の総合科学調査チームはこのほど、中国南海にある黄岩島のラグーンの海草藻場で、中国の国家1級保護野生動物「アオウミガメ」の大規模な個体群を発見しました。暫定的な観測数は50匹を超えたとのことです。

黄岩島のラグーンには広い海草藻場が形成されており、中国が近年保護措置を続けた結果、藻場は良好に成長しています。アオウミガメの主な食べ物であるベニアマモ、ウミヒルモなどが分布しています。

今回の発見により、黄岩島のラグーンの海草藻場がすでにサンゴ礁と海草藻場からなる成熟した複合的な生態系を形成し、ウミガメなどの海洋生物に良好な生息環境を提供していることが確認されました。

科学調査チームは藻場の近くに、干潮時に海面から露出する形成途上の砂州も発見しました。将来的にはアオウミガメ、タイマイなどに理想的な繁殖・産卵の場を提供し、黄岩島をウミガメやタイマイの「レストラン」から真の「生息地」へとグレードアップさせることができるとみています。

今回の科学調査はドローンによる巡回モニタリング技術を運用して進められ、環境に与える影響を最小限に抑えた新たな調査手段を通じて、アオウミガメの個体群を識別・追跡調査し、アオウミガメが群れを成して競泳する貴重な映像も記録できたとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News