【6月16日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は16日、イスラエルの軍事作戦による犠牲者が多すぎるとして、レバノンの親イラン武装組織ヒズボラへの対応はシリアのアハマド・シャラア暫定大統領に任せるべきだとイスラエル側に提案したことを明らかにした。

フランス・エビアンで開催されている主要7か国首脳会議(G7サミット)に参加しているトランプ氏は、バッシャール・アサド政権崩壊後に権力を握った元ジハーディストのシャラア氏について「素晴らしい仕事をしている」と称賛。その上で、「もしイスラエルが、他の人々を巻き込むことなく(ヒズボラを相手に)任務を遂行できないのであれば、シャラア氏がその任務を果たすだろう。シリアがやるはずだ」と語った。

トランプ氏は、「イスラエルはヒズボラと長期間戦いすぎており、あまりにも多くの人が命を落としている」と指摘。「実を言うと、私はイスラエルに対し、ヒズボラの対処はシリアに任せるよう提案した。彼らの方がうまくやってくれると思うからだ」と続けた。

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との関係悪化が報じられていることについては、「ビビ(ネタニヤフ首相の愛称)は、レバノンに対してより責任ある行動をとらなければならない」とし、「イスラエルによるレバノンやヒズボラへの対応の仕方には不満がある。もっと早く任務を終わらせるべきだった」と不快感を示した。(c)AFP