中国がシリコン系量子チップの重要材料開発で大きな進展
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【6月21日 CGTN Japanese】中国核工業集団(CNNC)が6月15日明らかにしたところによると、中国の研究者は安定同位体の濃縮で重要な進展を遂げ、存在比が99.99%を超えるシリコン28同位体の自主量産に初めて成功し、製品の重要指標は国際的な先進レベルに達したとのことです。
シリコンは非金属元素であり、天然のシリコンにはシリコン28、シリコン29、シリコン30の3種類の安定同位体が含まれています。うちシリコン28が92.2%を占めており、この同位体は量子計算における環境ノイズの干渉を大幅に低減することができ、「世界で最も純度の高いシリコン」と呼ばれています。一方、天然シリコンのもう一つの安定同位体であるシリコン29は量子計算に干渉を引き起こします。このため、干渉を最小限に抑えるには、シリコン28の存在比を92.2%から99.99%以上に高める必要があります。
中国核工業集団理化学工程研究院の姜宏民院長によると、シリコン28を精製するには、シリコン29を物質反応によりシリコン28に変えるのではなく、豆をふるいに掛けるように3種類の同位体を分離する必要があり、シリコン28を一方に集め、シリコン29とシリコン30をもう一方に分離することで、総量は変わらないものの各成分の存在比が変わるとのことです。
超高純度のシリコン28は量子計算のほか、先端半導体プロセスやハイエンドナビゲーション、計量標準など最先端分野でも幅広い展開が見込まれています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News