【6月16日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は15日、米独立記念日である7月4日に首都ワシントンで大規模な「集会」を計画していると発表した。建国250周年を迎える米国の祝賀行事に、自身の政治的カラーをさらに強く反映させる構えだ。

この発表は、トランプ氏がホワイトハウスの庭で総合格闘技の試合を開催した翌日に行われた。14日は同氏の80歳の誕生日で、軍の儀仗(ぎじょう)隊や空軍による祝賀飛行を伴う派手なイベントとなっていた。

トランプ氏はこれまで、6月24日に開催される別のイベントについて「史上最高の集会、他のすべての集会を終わらせる集会!」と投稿し、軍楽隊や自信のお気に入りの歌手たちのパフォーマンスが含まれると述べていた。

この24日のイベントは、米首都で当初予定されていた250周年記念コンサートシリーズから複数のミュージシャンらが撤退した後に企画された。撤退をめぐり一部のアーティストは、イベントの政治的性質をその理由に挙げていた。

しかし15日、トランプ氏は新たに7月4日に開催されるイベントについて発表し、「これまでで最も壮大なトランプ集会になる」と述べた。

「米国への賛辞(TRIBUTE TO AMERICA)」と題されたこのイベントは、ワシントン記念塔とリンカーン記念堂で開催される予定。記念堂のリフレクティングプールは最近、大統領の指示により、数百万ドル規模の改修工事が実施されたばかりだ。

トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、「東部標準時の午後7時から、この壮大な祝典はわが国の人々、精神、強さ、決意、そして勝利を称える」とした上で、「最高峰の軍用機とパイロットによる驚異的なフライオーバーや航空ショーが行われる。私も基調講演を行う予定で、これは必聴だ」と続けた。

また、イベントの締めくくりにはトランプ氏が「史上最大」と豪語する花火ショーが行われるという。

ワシントンのナショナルモールでは毎年7月4日、大規模な花火大会が開催されるが、このイベントは伝統的に政治色を排除してきた。

一方、トランプ氏は別の投稿で、6月24日のイベントについても計画は進行中であると言及。ただ、こちらは「夏の長い祝典の『キックオフ』」と宣伝するにとどめ、自身のスピーチには触れず、「集会」との位置付けもしなかった。