シャンシャン9歳の誕生日 ファンの願いは「幸せでいてほしい」
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【6月12日 CGTN Japanese】中国南西部・四川省にある中国ジャイアントパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地で6月12日、人気のあるジャイアントパンダのシャンシャン(香香)が9歳の誕生日を迎えました。シャンシャンは2017年に東京の上野動物園で生まれ、2023年2月に中国に戻りました。今年は故郷の四川で、3回目の誕生日を迎えることになりました。
雅安碧峰峡基地には12日午前だけで約200人のパンダファンが訪れ、「お誕生日おめでとう」「これからも元気で」などの温かいメッセージを寄せました。日本からもシャンシャンの成長を見守り続ける熱心なファンが雅安碧峰峡基地を訪れ、誕生日を祝福しました。
シャンシャンの世話を担当する飼育員の蘭蘭さんに話を聞きました。蘭蘭さんは「シャンシャンが帰国後3年余りで最も大きく変わった点は、落ち着きと余裕を感じさせる姿へと変わったことです。来た直後は新しい環境に慎重な様子を見せていましたが、今では雅安基地での生活にすっかり適応しました。もともとの穏やかでおとなしい性格はそのままに、以前よりもリラックスして過ごすことが増え、自信を感じさせる様子も見られるようになりました。シャンシャンは本当に『お姫さま』のようなパンダで、きれい好きでしぐさも上品です。最近では見学者にとって見えやすい場所で過ごしたり、竹を食べたりする姿も多く見られるようになりました。体重の変化もとても顕著です。昨年は100キロに満たなかった体重が、現在では約110キロにまで増えました。食欲も向上し、昼間に竹を食べる時間が以前より大幅に増えました。精神面、身体面ともに戻ってきた当初より良好な状態にあり、全体的な健康状態も大きく改善しました。私たち飼育チームも引き続き体重や健康状態を丁寧に確認しながら、健康的な体型を維持できるようしていきます」と語りました。
取材当日には、東京や大阪、神奈川などから駆け付けた日本人ファンの姿を多く見かけました。中には、シャンシャンの帰国後、すでに13回も中国を訪れていると教えてくれたファンもいました。
ファンからは、「日本を離れる時はとても寂しかったのですが、今は中国で元気に暮らしている姿を見て安心しました」といった声が多く聞かれました。以前より健康的で自信に満ちた様子に、喜びを感じている人も珍しくありません。
また、将来については「いつかお母さんになってほしい」という声がある一方で、「いつまでも“少女シャンシャン”でいてほしい」という願いも聞かれました。思いはそれぞれですが、シャンシャンの幸せと健康を願う気持ちは皆同じです。
シャンシャンの誕生日に当たって、ジャイアントパンダが中日両国の人々をつなぐ特別な存在であることが改めて示されました。中日両国のファンが変わらぬ愛情を注ぎながらシャンシャンの成長を見守る姿からは、人と人との心のつながりの大切さを強く感じます。平和な発展と相互理解こそが、これからの時代にますます求められる価値であり、世界がともに歩むべき道ではないでしょうか。(c)CGTN Japanese/AFPBB News