【6月12日 AFP】エボラ出血熱の流行に見舞われているコンゴ民主共和国のサッカー代表チームが11日、W杯北中米大会出場に向けて米国に入国した。

同国代表は米当局の要請を受け、米国領土に入る前に21日間の隔離期間を経ており、この日フランス・パリからの便で米・ヒューストンに到着した。

ザイール時代の1974年大会以来となるW杯出場権を獲得したコンゴは、先月国内でエボラ出血熱の感染が拡大したため、自国で予定していた大会前のキャンプを中止し、代わりにベルギーを拠点としていた。

コンゴ代表を率いるフランス人指揮官のセバスティアン・デサブル監督は、チームが「素晴らしいパフォーマンス」を見せられるよう願っており、苦境に立たされている本国の同胞たちに喜びをもたらすことを期待していると述べた。

指揮官は「われわれは状況に適応した」とし、「しっかりとトレーニングを積み、厳しい親善試合を2試合こなし、そして今ここにいる。そう、ここからがわれわれにとっての新たな一歩だ」と述べた。

「本国の人々がW杯で代表チームの姿を見るのは本当に久しぶりのことになる。本大会の出場権を手にしただけでもすでに名誉なことだが、今度はこのトーナメントで素晴らしいパフォーマンスを見せられるかどうか、それはわれわれにかかっている」

大会期間中にコンゴ代表はヒューストンを拠点とし、17日にポルトガルとのグループK初戦に臨む。23日にメキシコ・グアダラハラでコロンビアと対戦した後、28日にはアトランタでウズベキスタンと相まみえる。(c)AFP