サグラダ・ファミリア 「イエスの塔」完成 ローマ教皇、記念のミサ
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【6月11日 AFP】<内容更新>スペイン北東部バルセロナの世界遺産で、建築家アントニ・ガウディの代表作「サグラダ・ファミリア教会」で10日、主塔である「イエス・キリストの塔」の完成式典が行われた。
ローマ・カトリック教会の教皇レオ14世は、世界で最も高い教会となった聖堂内で、新しい塔の完成を祝うミサを執り行った。式典の終わりには花火と光のショーが教会の外観を照らし、未完成の聖堂を色とりどりの光で包み込んで、そびえ立つ尖塔を際立たせた。
600人の合唱団が約90分間の礼拝で歌声を披露し、スペインのペドロ・サンチェス首相や国王フェリペ6世、レティシア王妃も出席した。
ミサの最後に、教皇は2月に完成した中央の「イエス・キリストの塔」を祝福した。この塔の完成により、サグラダ・ファミリアは最大の高さ172.5メートルに達した。この172.5メートルという高さは、バルセロナのモンジュイックの丘(177メートル)を「神の作品」と信じたガウディによる、宗教的敬意の表れだ。
教皇は塔を見上げ、聖水を振りかけた後、群衆に向かっても同じように聖水を振りかけ、人々は拍手と歓声を上げた。教皇は「この十字架は昼間は太陽光を反射して輝き、夜は地中海を見下ろす灯台のように街を照らします」と述べた。
建物内では数千人がミサに参加し、外では巨大スクリーンを通じて多くの人々が式典を見守った。
この教会はガウディによる未完成のモダニズムの傑作で、昨年は約500万人が訪れた。建設は1882年に始まり、全体の完成は約10年後と見込まれている。(c)AFP