フィリピン南部地震、死者41人に 寸断された被災地での救助活動続く
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【6月9日 AFP】フィリピン南部ミンダナオ島沖で8日に発生したマグニチュード(M)7.8の地震で、現地の州当局が明らかにしたところによると、9日午前までに確認された死者は41人に達した。被災地では建物の倒壊やインフラの寸断が相次いでおり、炎天下での過酷な避難生活や救出活動が続いている。
国家および地方の災害機関によると、数千人が避難を余儀なくされ、450人以上が負傷した。ただし、現在行方不明とされているのは4人のみとみられている。
最も被害が大きかったサランガニ州では、一部の地域がヘリコプターでしかアクセスできず、余震への恐れが救助活動を遅らせていると地元当局者が9日の記者会見で述べた。少なくとも13人が地滑りで自宅に埋もれた被災地のグランでは、病院が倒壊するおそれから、60人以上の患者が施設外のベッドで治療を受けていた。
また、主要都市のジェネラル・サントスでは、崩壊した食料品店の中に閉じ込められた2人の従業員の捜索が行われており、救助犬と共にコンクリートのがれきの中で活動にあたる隊員の姿が見られた。現場の救助隊員は、現在の活動は救助ではなく遺体収容のフェーズに移行していると記者に述べたが、のちに上席の責任者が、その判断はまだ正式なものではないと否定した。
SNS上に投稿されAFPが確認した動画には、同市内のショッピングセンターや無人の学校の建物が、激しい揺れによって崩壊する様子が捉えられていた。(c)AFP