【6月8日 AFP】スペインを訪問中のローマ・カトリック教会の教皇レオ14世は8日、スペイン議会で演説し、世界平和を「真の道徳的義務」と呼び、欧州などの再軍備の動きに強い懸念を示した。

教皇は「平和は政治的な願望として、そしてさらに重要なことに、真の道徳的義務として現れる」と述べ、欧州やその他の地域での再軍備ではなく「忍耐強い対話」を求めた。

その上で、「武器は一時的な沈黙をもたらすかもしれないが、真の永続的な平和を築くことは決してできない」と訴えた。

教皇はさらに、移民問題という「悲劇」に対する世界的な対応を求め、各国に対し「敬意を持った受け入れ」を呼びかけた。

「移民をめぐる悲劇的な現実は、今日の国家の良心と国際秩序の倫理的基盤に疑問を突きつけている」と指摘。安全に移動できる「合法的な道筋」や、敬意を持った受け入れ、そして社会統合のための具体的な機会を確保するよう促した。(c)AFP