イラン、米攻撃に報復 バーレーンとクウェートの「敵基地」にミサイル
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【6月7日 AFP】イランは6日、新たな米国による攻撃を受けて、米同盟国であるバーレーンとクウェートに対してミサイルを発射した。
米中央軍(CENTCOM)は5日深夜、同軍がイランの攻撃用ドローン4機を撃墜し、その後イランの沿岸監視レーダーサイトを攻撃したと発表した。これを受けてイラン革命防衛隊(IRGC)は、「地域内の敵基地」をミサイルで攻撃したことを明らかにした。
CENTCOMによると、イランはバーレーンとクウェートに向けて弾道ミサイル7発を発射し、そのうち6発が迎撃され、1発は目標に届かなかった。米第5艦隊の司令部があるバーレーンは今回の攻撃を「明白な侵略」と非難し、クウェートも「危険なエスカレーション」と表現した。バーレーンの首都マナマやクウェートの国際空港付近では、繰り返し爆発音が響いた。
2月下旬の米国とイスラエルの攻撃をきっかけに始まった中東での紛争は、4月8日以降、停戦が維持されているものの、衝突は時折起きている。イラン外務省は、今回の米攻撃を「明白な違反」と述べ、米政府の「敵対的で挑発的な行動」を非難した。
紛争の恒久的な終結を目指す交渉は停滞しており、イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師の軍事顧問であるモフセン・レザーイー氏は、「交渉は行き詰まっており、トランプはこの行き詰まりを打破しなければならない」と米CNNに語り、凍結されたイランの資産240億ドル(約3.8兆円)の解放を求めた。一方、米側はイランの凍結資産について、湾岸同盟国の復興や損害賠償への活用を検討している。(c)AFP