サハラ砂漠でトラック故障、49人渇死 ニジェール
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【6月5日 AFP】西アフリカ・ニジェールのサハラ砂漠で乗っていたトラックが故障し、49人が渇死した。当局が4日、明らかにした。
アガデス州政府がフェイスブックで明らかにしたところによると、49人はイスラム教の祝祭「イード・アル・アドハー(犠牲祭)」のために出掛けていたマリから帰還する途中だった。
州政府は、49人が「アッサマッカから西に80キロ以上離れたへき地で渇死した」と付け加えた。アッサマッカはニジェールとアルジェリアを結ぶ主要な国境検問所だが、マリとの国境にも近い。
州政府は詳細について、「水が尽き、運転手やその助手、乗客たちの努力にもかかわらず車両を修理することができず、旅行者たちは極端な高温と水分不足によって生存が極めて困難な、厳しい自然環境の真ん中で身動きが取れなくなってしまった」と説明。死者は集団墓地に埋葬されたと付け加えた。
だが、車に乗っていた旅行者のうち2人が50キロ以上離れた最寄りのオアシスに徒歩でたどり着き、そこからさらにアッサマッカまで歩いて生還。当局に助けを求めたという。
サハラ砂漠は、アフリカ諸国から欧州を目指す移民たちの通過点として知られ、これまでにも多くの人々が灼熱の中で渇きや飢えにより命を落としている。(c)AFP