【6月4日 AFP】マルコ・ルビオ米国務長官は3日、ドナルド・トランプ大統領(79)が閣議中に頻繁に居眠りをしているのではないかという指摘を一蹴した。史上最高齢の78歳7か月で大統領に就任したトランプ氏の健康状態を疑問視する声は根強くある。

下院外交委員会の公聴会で証言に立ったルビオ氏は、自身の隣の席に座るトランプ氏が両目を閉じているように見える複数のビデオクリップを提示された。

これに対しルビオ氏は、「それに対してどう反応していいか分からないが、ばかばかしいと言うほかない」と回答。

「あなた方は大統領の政策が気に入らないかもしれないし、大統領が下した決定に不満なのかもしれない。しかし断言するが、大統領は眠ってもいなければ、いかなる意味や形、状態においても認知機能に衰えはない」と付け加え、「実際には信じられないほど活動的であり、多くの場合、周囲のはるかに若い人たちよりもはるかに活動的だ。これが事実だ」と強調した。

ルビオ氏はトランプ氏を擁護し、大統領としてほとんど眠らずに休みなく働いていると説明。

「私は昼夜を問わず、あらゆる時間帯に大統領と話をしている。大統領は常人ではまねできないスケジュールで働いている」と述べた。

6月14日に80歳の誕生日を迎えるトランプ氏はこれまで、任期の終盤に転倒を繰り返したり、時折言葉に詰まったりしていた民主党のジョー・バイデン前大統領のような、高齢や健康状態に関する厳しい追及をおおむね免れてきた。

だが、トランプ氏の健康状態に対する疑問は消えていない。最近のワシントン・ポスト、ABCニュース、イプソスが実施した世論調査では、回答者の59%が「トランプ氏には国を率いる認知能力が欠けている」と答え、55%が「身体の健康が欠けている」と回答している。

医師団は先週行われた最新の定期健康診断の後、トランプ氏が「極めて良好な健康状態」にあると宣言したが、体重が約108キロで昨年4月の診断時より約6キロ増えており、減量するよう助言した。

トランプ氏は第2次政権発足当初と比較して、ここ数か月は公務を少なめにしている。(c)AFP