【6月4日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との間で緊張したやり取りがあったことを認め、盟友であるネタニヤフ氏を激しく罵倒したとの報道を事実と認めた。

トランプ氏は3日に米紙ニューヨーク・ポストに掲載されたインタビューで、1日のネタニヤフ氏との電話会談について質問された。

インタビュアーから「あなたは『お前は完全に狂っている。何バカやってんだ。私がいなければ、お前は刑務所に入っていた。俺が助けてやっているのがわからないのか』と言ったそうですが、それは本当ですか? そのような言葉遣いをしたのですか?」と問われると、トランプ氏は「その通りだ」と応じた。

さらに、「彼がレバノンと絶えず戦い続けていることに、少しばかりいら立っていた」「私は『ビビ(ネタニヤフ氏の愛称)、もうこんなことはやめなければならない』と言った」と説明した。

一方で、ネタニヤフ氏とは「非常に良好な関係」にあると主張し、「われわれはとてもうまくやってきたし、私はビビが大好きだ」と付け加えた。

米ニュースサイト「アクシオス」や米ABCニュースによると、トランプ氏がネタニヤフ氏を罵倒した背景には、イスラエルがレバノンの首都ベイルートを爆撃すると警告したことがあるという。トランプ氏はこれがイランの戦闘終結に向けた交渉の障害になるのではないかと懸念したとされる。

イスラエルのメディアは、この報道を否定している。

ホワイトハウスの担当者はAFPに対し、トランプ氏が1日に自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に行った投稿を参照するようにと述べた。その投稿の中でトランプ氏は、ベイルートからの部隊撤退に合意したことについて、ネタニヤフ氏への感謝を述べていた。

イランはイスラエルによるレバノン攻撃を理由に和平交渉を一時中断していたとされる。(c)AFP