レバノン停戦交渉、米高官「ヒズボラが先に攻撃停止すべき」
このニュースをシェア
【6月1日 AFP】米高官は5月31日、マルコ・ルビオ米国務長官が、レバノンのジョセフ・アウン大統領とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と、現在進行中の外交交渉について協議したとAFPに述べた。同高官は、親イラン民兵組織ヒズボラが先に攻撃を停止すべきと主張した。
匿名を条件にAFPに語った同高官は、「これらの交渉を進めるために、米国は明確な手順を提案した。ヒズボラはイスラエルへのすべての攻撃を停止しなければならない。その見返りとして、イスラエルはベイルートでのエスカレーションを控えるだろう」と3人の指導者間の会話について述べた。
ネタニヤフ氏は31日、レバノンでの作戦を拡大するとし、この動きを受けてフランスは、国連安全保障理事会に緊急会合を要請した。
米高官によると、アウン氏は米国が提出した提案を進めようとしたが、レバノン議会のナビハ・ベリ議長の「反応は曖昧で失望させるものだった」という。ベリはイラン支援のヒズボラの同盟者と見なされている。
一方のヒズボラは、イスラエルが先に敵対行為を停止すべきだと主張している。
「ヒズボラはテヘランの指示に従っている。明らかにレバノン国民の安全には関心がない」と米国の当局者は述べ、「緊張を緩和し、すべての側の市民を保護する最速の方法は、ヒズボラが直ちに攻撃を停止することだ」と付け加えた。
イスラエル・レバノン情勢をめぐる新たな協議は、6月2日と3日に米ワシントンで行われる予定。(c)AFP