【5月30日 AFP】中国外務省は30日、王毅外相が訪問していたカナダと、高官級による政治・安全保障に関する対話を再開することで合意したと発表した。

今年1月にカナダのマーク・カーニー首相が北京で中国の習近平国家主席と会談して以降、カナダと同盟国である米国との関係が悪化している。一方で、中国との関係はここ数か月で改善を見せている。

王氏は28日、中国の外相として約10年ぶりにカナダを訪れた。中国外務省によると、王氏はアニータ・アナンド外相に対し、「二国間関係は新たに船出を迎え、あらゆる分野での交流と協力が完全に回復した。また、双方の主要な経済、貿易上の懸念も適切に処理された」と述べたという。

声明では「外務省レベルでの政治・安全保障問題に関する協議や、国家安全保障および法の支配に関する高官級対話を再開することで合意した」としている。

中国政府は今年、カナダ製品に対する一部の関税を引き下げており、カナダ政府は優遇関税のもとで数万台の中国製電気自動車(EV)を輸入することに同意している。(c)AFP