【5月30日 AFP】イスラエルとレバノンの軍高官が29日、米首都ワシントンで「実り」ある協議を行ったと、米国防総省のエルブリッジ・コルビー国防次官が述べた。今回の会談は、今後の外交交渉を補完するものとなっている。

コルビー氏はX(旧ツイッター)に、「本日ペンタゴン(国防総省)で、イスラエルとレバノンの両国間で進められている和平交渉を支援する、安全保障に関する協議の一環として、双方の軍事代表団を迎え入れた。実りある軍同士の協議を行い、これが来週、国務省が主導する政治外交交渉の参考になるだろう」と述べた。

イスラエルとレバノンの軍高官が会談を行ったのは、数十年ぶりとなっている。

一方でコルビー氏は、4月17日に発効するはずだったものの、これまで一度も順守されていないイスラエルとレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラとの戦闘を停止するための合意については言及しなかった。

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は29日、イスラエル軍がレバノン領内へさらに深く進攻し、同国南部へ激しい攻撃を続けていると述べた。レバノン保健省によると、同日に南部のティールでイスラエルによる空爆があり、救助隊員1人を含む11人が死亡、8人が負傷した。

一方でヒズボラは、イスラエル北部にある兵士、兵舎、および軍キャンプを標的とした一連の攻撃を行ったと発表している。(c)AFP