OpenAIのロゴ(c)AP/NEWSIS
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【05月29日 KOREA WAVE】生成AIの有料サービスが、韓国の大学街で新たな情報格差の要因として浮上している。月数万ウォン台の購読料が負担となり、無料版を使う学生と複数の有料AIを併用する学生との間で、課題作成の効率や情報アクセスに差が広がっているとの指摘が出ている。

ソウル主要大学のコミュニティーには、生成AIの購読料負担を訴える投稿が相次ぐ。ある利用者は「Claude MaxとGensparkを一緒に使い、月25万ウォン(約2万7500円)ほどかかる」と書き込んだ。ChatGPTやClaude、Geminiなどの有料プランは多くが月2万~3万ウォン(約2200~3300円)水準で、複数使えば負担はさらに増す。

学生の間では、生成AIは課題や学習の中心的ツールになっている。仁荷大学の学生は「有料AIを使っていない学生を探すのが難しい」と話し、中央大学の学生も「無料版は生成回数や品質に制限があり、差は確かにある」と語った。

大学側も対応を始めた。東国大学は3月から、学生に年約35万ウォン(約3万8500円)相当の生成AIサービスを提供。ソウル大学も約33億ウォン(約3億6300万円)を投じ、教育・研究用AIサービスを構築する計画だ。一方、高麗大学は支援を検討中で、延世大学も一部機能の提供にとどまる。

専門家は、AI格差が学習成果の差につながる可能性を指摘する。光州教育大学のパク・ナムギ教授は「無料AIと高級有料AIには明確な差がある」と述べた。成均館大学のペ・サンフン教授も「AIへのアクセス性が新たな格差を作る可能性が大きい」とし、大学は提供だけでなく、倫理と活用法の教育もあわせて進めるべきだと強調した。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News