【6月1日 CGTN Japanese】世界の人工知能(AI)産業は年初以来急成長を見せており、中国の計算処理サービスやスマートハードウェアなどの関連製品・サービスの国際進出が進んでいます。

中国南部の広東省汕頭市では、データの委託処理(海外の生データを取り込み、ガバナンスやモデリングを経て整備済みデータ製品に変換するビジネスモデル)などの政策措置が実施され、海外ユーザーからの大規模モデル呼び出し需要がコンプライアンスに準拠したリンクを通じる特別エリアになっています。現地のデータセンターで推理計算とトークン消費を完了した後、海底光ケーブルを通じて海外クライアントに戻る仕組みが構築され、中国初のトークンの海外進出における全工程の検証が先月に完了しました。

同市では「トークン海外進出」の呼び出し量は、4月末の1日当たり1億トークンから、現在では1日当たり100億トークンと、1カ月足らずで急増しました。計算能力、電力、アルゴリズムはここで計量可能、取引可能、国境を越えて配信可能なデジタルサービスへと変換されています。このような試行事業は地元産業の成長に新たなチャンスをもたらしています。ある玩具企業は大規模言語モデルのサービスを玩具製品に組み込み、ハードウェアの海外進出と並行して、従来は海外で進められていた大規模言語モデルの呼び出しと推理計算を地元に移管し、「ハードウェアの輸出+地元での計算能力サービス」という新たなビジネスモデルを確立しました。

また、AI技術が製造、家庭、交通などの分野への浸透に伴い、中国発スマート製品も国際市場への進出を加速しています。中国税関のデータによると、今年1~4月、中国で各種ロボット(単独品目として計上されるもの)の輸出総額は157億9000万元(約3700億円)に達し、世界150の国・地域に輸出され、貿易成長の質と効率の向上をけん引する新たなエンジンになるとみられています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News