【5月28日 AFP】米国とイスラエルがイランへの軍事作戦を開始して3か月が経過した28日、ドナルド・トランプ米大統領は、和平合意を急ぐ考えがないことを改めて表明し、イランは「ガス欠状態で交渉している」と述べた。

トランプ氏はホワイトハウスで行われた閣議で、イランが提案した和平案について「我々は満足していない」と語った。

「イランは切実に取引を望んでいるが、これまでのところ、彼らはそこに到達していない」と述べ、イランは「ガス欠状態で交渉している」と付け加えた。

その上で、合意を急ぐつもりはないと述べ、合意に至らなければ「我々はただ仕事を終わらせるしかない」として、停止している軍事作戦の再開に改めて言及した。

トランプ氏は週末、イラン情勢を巡り中東地域の首脳らと電話で協議し、ホルムズ海峡の開放を含めた和平に関する覚書が近く公表されると述べたが、拙速な合意には慎重は姿勢を示していた。

イラン国営テレビは27日、米国との覚書案には、イランに対する海上封鎖の解除、ホルムズ海峡での交通の回復、そして米軍の湾岸地域からの撤退が含まれていると報じたが、ホワイトハウスはこの報道を「完全な捏造(ねつぞう)」と一蹴した。(c)AFP