【5月23日 AFP】欧州連合(EU)加盟国は22日、エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の封鎖に関与したイラン政府高官らに対する制裁措置の導入に向けて動き出した。EUが明らかにした。

イランは、今年2月の米イスラエルによる攻撃に対する報復として、ホルムズ海峡を事実上封鎖している。

EU加盟国はこの封鎖を「国際法違反」とみなし、既存の対イラン制裁の枠組みを拡大し、より多くの個人を制裁対象に指定できるようにする専門的な手続きを踏んだ。

EUの立法、意思決定機関である欧州理事会は声明で、「EUは今後、ホルムズ海峡における航行の自由を損なうイランの行動に対抗し、さらなる制裁を導入することが可能になる」と述べた。

EUはこれまで、ウクライナに侵攻するロシアを軍事的に支援していることや中東各地の武装勢力を支援していること、イラン国内における人権侵害をめぐり対イラン制裁を科してきた。

EUは今回の新たな制裁で、具体的にどの個人や団体を対象とするかは明らかにしていない。

制裁は渡航禁止や資産凍結などの他、EUの市民や企業が制裁対象に対して資金や金融資産、その他の経済的資源を提供することを禁止する。(c)AFP