【5月22日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は21日、長男ジュニア氏(48)の結婚式に出席できるよう努力するが、イランとの戦闘の影響で「今は都合が悪い」と述べた。

米メディアによると、ジュニア氏は今週末、カリブ海の島国バハマでベティナ・アンダーソンさんと結婚式を挙げる。ジュニア氏は再婚。

だがトランプ氏は今、米国民に不人気なイランとの戦闘の終結に向けて取り組んでいる。イランとの戦闘によりトランプ氏の支持率は低下しており、11月の中間選挙を前に、生活費の高騰をめぐる有権者の怒りに火をつけている。

大統領執務室で記者団からジュニア氏の結婚式に出席するのかを問われると、トランプ氏は「息子は私に来てほしがっている。身内だけのささやかな式になる予定で、出席できるよう努力するつもりだ」と答えた。

その一方で、「息子には『今は都合が悪い。私にはイランなどやらなければいけないことがいろいろある』と伝えた」と明かした。

トランプ氏は、膠着状態が続くイランとの交渉の最中にジュニア氏の結婚式に出席した場合、メディアがどう報じるかは分かっているとして、「これについては、どう転んでも私に勝ち目はない。出席すればぼろくそにたたかれるし、出席しなければ出席しないでぼろくそにたたかれる。もちろん、フェイクニュース(主要メディアのこと)によってだ」と述べた。

トランプ氏は「彼ら(ジュニア氏とアンダーソンさん)が素晴らしい結婚生活を送ることを願っている」とも述べた。

「ドン・ジュニア」の愛称で知られるジュニア氏は、トランプ一族のコングロマリット(複合企業)「トランプ・オーガニゼーション」の副社長で、トランプ氏の「米国を再び偉大に(MAGA)」運動の熱烈な支持者でもある。

ジュニア氏は南部フロリダ州にある私邸「マールアラーゴ」から一緒にホワイトハウスに戻るなど、トランプ氏の傍らにいるところを頻繁に目撃されている。

ジュニア氏は昨年、「いつか」大統領選に出馬するかもしれないと語っていた。

合衆国憲法によって大統領の任期は2期までと制限されており、トランプ氏の2期目の任期は2029年1月までとなっているが、トランプ氏はまだ後継者を指名していない。(c)AFP