ルビオ米国務長官、キューバの体制転換に「非常に集中」
このニュースをシェア
【5月22日 AFP】マルコ・ルビオ米国務長官は21日、米国がキューバの共産主義体制の変更に強く焦点を当てていると警告した。米国は20日、1996年にキューバ軍が米民間機を撃墜した事件を巡り、キューバのラウル・カストロ元国家評議会議長(94)を起訴している。
米軍は空母「ニミッツ」とその護衛艦隊がカリブ海に入ったと発表したが、ドナルド・トランプ米大統領は今回の配備がキューバを威嚇するためのものかと問われると、「いや、まったく違う」と述べた。
キューバ系米国人で、対キューバ強硬派のルビオ氏は、同国を深刻な経済危機に苦しむ「失敗国家」と評した。
ルビオ氏は米マイアミで記者団に対し、「彼らの経済システムは機能していない。壊れており、現在の政治体制のままでは修復不可能だ」と語った。
「彼らが長年慣れてきたのは、単に時間を稼ぎ、われわれが諦めるのを待つことだ」「だが、今回はわれわれが諦めるのを待つことも、時間を稼ぐこともできない。われわれは極めて真剣であり、非常に集中している」
ルビオ氏は、米国が優先するのは「常に外交的解決」であるとしつつも、トランプ氏には脅威とみなされるものに対抗するための他の選択肢もあると警告した。
さらにルビオ氏は、キューバが改革の引き換えとして、米国による1億ドル(約159億円)の援助の申し出を暫定的に受け入れたことを明らかにした。
しかし、米国側はキューバ経済の大部分を支配している軍主導の企業を介さない仕組みでの支援を主張しているため、キューバ側の提示した条件を受け入れるかどうかは不透明であると述べた。(c)AFP