トランプ氏、米軍部隊5000人をポーランドに派遣と発表 派遣中止が一転
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【5月22日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は21日、ポーランドに米軍部隊5000人を追加派遣すると発表した。欧州駐留部隊の再編を進める中、米国は今月、ポーランドへの兵士4000人の派遣計画を中止するとしていたが、方針を転換したとみられる。
トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿し、「米国がポーランドに追加で5000人の兵士を派遣する発表ができて嬉しく思う」と述べた。
今回の派遣は、ポーランドのカロル・ナブロツキ大統領との友好関係に基づいて行われると説明。トランプ大統領は昨年、自身の支持者でもあるナブロツキ氏がポーランドの次期大統領に選出された際、祝福を表明した。ナブロツキ氏は、欧州連合(EU)に懐疑的な立場を取る保守系政党の支持を受けている。
米国によるポーランドへの部隊派遣を巡り、方針が急変している。米国当局は先週、ポーランドへの4000人の米軍兵士の派遣計画を中止すると発表。北大西洋条約機構(NATO)との亀裂が深まる中、トランプ政権が欧州への軍隊派遣を再編する一環とされていた。
発表に対して与野党双方から批判が相次ぐ中、J・D・バンス副大統領は19日、4000人の兵士の派遣計画は中止ではなく延期されたと述べ、トランプは「最終的な決定」を下していないとしていた。
ピート・ヘグセス米国防長官は今月、1年以内にドイツ駐留米軍を約5000人削減するよう命じた。この決定に関しても、軍事政策を監督する共和党の有力議員から懐疑的な反応がみられた。(c)AFP