【5月22日 AFP】インドネシア・アチェ州で21日、婚外交渉の罪で有罪判決を受けた女2人、男2人に対し、公開むち打ち刑が執行された。AFP記者が確認した。

白い服に身を包んだ4人は州都バンダアチェの公園で、大勢の見物人が見守る中、トウのむちで100回ずつ打たれ、苦痛に顔をゆがめ、うめき声を上げた。

アチェ州のシャリア(イスラム法)警察トップ、ムハンマド・リザル氏はAFPに対し「女2人は性労働者で、男2人はその客だ」と語った。

インドネシアで唯一シャリアが厳格に適用されているアチェ州において、配偶者以外の異性との性行為は違法とされる。

21日には他に5人が公開むち打ち刑に処され、配偶者以外の異性と密室などで二人きりでいた罪や、飲酒の罪で、それぞれ9~23回むちで打たれた。

むち打ち刑は、インドネシアの国法で定められた刑罰ではないが、アチェ州では根強い支持を得ており、賭博や同性愛行為を含むさまざまな違反行為を処罰するために維持されている。

インドネシアは世界最多のイスラム教徒人口を擁する国だが、公式には六つの宗教と先住民族の信仰を認めている。(c)AFP