【5月19日 AFP】キューバのミゲル・ディアスカネル大統領は18日、米国からの攻撃が現実のものとなれば「流血の惨事」が起こると警告した。

ディアスカネル氏が自己防衛について発言した背景には、米国のニュースサイト「アクシオス」が、ロシアとイランから入手した300機以上の軍用無人機で、キューバが米国への攻撃を検討しているとした前日の報道がある。

アクシオスは匿名の米当局者の話として、キューバ政府が、東部のグアンタナモ湾にある米軍基地や米軍艦船、さらにはフロリダへの無人機攻撃を検討していると報じた。

これを受けてディアスカネル氏は、X(旧ツイッター)に「キューバは米国や他国に対して脅威を与える存在ではない」と攻撃の意図を重ねて否定。その上で、米国の攻撃が実際に起きれば「計り知れない結果を伴う流血がもたらされる」と警告した。

投稿では、キューバが攻撃用ドローンを備蓄しているとの疑惑に直接触れることはなかったが、その一方で「軍事的な攻撃に対して自らを守る絶対的かつ正当な権利を有している」と述べた。

国連のキューバ大使も同様の意見を述べた。

キューバのエルネスト・ソベロン・グスマン大使は「もし誰かがキューバを侵略しようとすれば、われわれは間違いなく反撃するだろう」「1960年代に彼ら(米国)はキューバを侵略しようとしたが、失敗した。当然、今は状況が異なると言う人もいるだろう。確かにそうだ。しかし、キューバ国民の意志は変わっていない」とニューヨークでAFPに述べた。(c)AFP/Lisandra COTS and Jordane BERTRAND