【5月14日 AFP】米ニューヨークから、2026年サッカーW杯北中米大会の試合が行われるニュージャージー州のメットライフ・スタジアムまでの列車とバスの運賃について、法外な値上げへの強い反発を受け、州当局は再び料金の引き下げを行うと発表した。

ニュージャージー州のミキ・シェリル知事は12日遅く、往復の鉄道運賃を98ドル(約1万5500円)にすると発表した。当初の運賃である150ドル(約2万3500円)から引き下げられたが、通常の12.90ドル(約2000円)と比べれば依然として大幅に高い。

米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のニューヨーク・ジャイアンツとニューヨーク・ジェッツが本拠地としている同スタジアムは、ニューヨーク・マンハッタンから西へ約16キロに位置している。

シェリル氏はX(旧ツイッター)への投稿で、企業スポンサーが費用の補助に協力したとし、州の税金は一切使われないと述べた。

一方、ニューヨーク州のキャシー・ホークル知事は、メットライフ・スタジアム行きの往復バス運賃を80ドル(約1万2600円)から20ドル(約3200円)へ75%引き下げると発表。また乗車券の20%は、ニューヨーク市民向けに確保すると付け加えた。

当局は、クラシックな黄色いスクールバスを導入して観客輸送を支援し、W杯決勝を含む試合日5日間におけるバス座席数を1万席から1万8000席へと増やすという。

メットライフ・スタジアムでは安全対策とスペース確保のため駐車場がほぼ全面的に閉鎖されるため、W杯期間中は公共交通機関が極めて重要となる。

米国に加えてカナダ、メキシコの共催で行われるW杯は、6月11日に開幕する。(c)AFP