プーチン氏の紛争終結発言、「欺瞞」ではないか ドイツ国防相
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【5月12日 AFP】ボリス・ピストリウス国防相は11日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナ紛争終結の可能性に言及した発言について、「またしても欺瞞(ぎまん)にすぎないのではないか」と疑念を表明した。
プーチン氏は9日の演説で、ウクライナ紛争が「終結に向かっている」と述べ、多くの人を驚かせた。さらに、友人であるドイツのゲルハルト・シュレーダー元首相が欧州との交渉において優れた仲介者になると述べた。
ウクライナの首都キーウを訪問したピストリウス氏は、「彼(プーチン氏)がこの戦争の終結が近づいていると見ているのなら、自ら終結させればいいではないか? 彼はいつでも好きな時に終結させられるはずだ」と指摘。
「だがそうすることはせず、いつものように条件を設定した。これはまたしても欺瞞にすぎないのではないかと危惧している。私の予想が外れることを願っているが、その可能性は否定できず、彼のハイブリッド戦争戦略の一環のように思える」と付け加えた。
ピストリウス氏は、プーチン氏にはウクライナ紛争の終結が議論されるたびに「いかさま」をする癖があると非難。
ウクライナで軍事的損失が拡大し、領土的成果もわずかである中、「自らの弱点から国民の目をそらそうとしている」と付け加えた。(c)AFP