【5月8日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)は7日、ベラルーシ選手の五輪出場禁止処分の解除を発表した。一方で、ロシア選手に対する制限は引き続き維持されることになった。

2022年のウクライナ侵攻を受け、ロシアとその同盟国であるベラルーシの選手は国際大会から排除され、一部選手は中立資格での出場が認められていた。

IOC理事会は声明を発表し、「チームを含むベラルーシ選手の参加に対して、もはやいかなる制限も推奨しない」と述べた。さらに、「IOCは、選手の国際大会への参加は、戦争や紛争への関与を含む、その政府の行動によって制限されるべきではないという立場を改めて確認する」としている。

これにより、2028年のロサンゼルス夏季五輪では、ベラルーシ代表選手団が開会式に参加し、メダル獲得数でも正式にカウントされる形で出場できる見通しとなった。

一方で、ロス五輪出場を希望するロシア選手については、当面これまでの扱いが維持される。

IOCは声明で、「ロシア五輪委員会(ROC)をめぐる状況は、ベラルーシの国内五輪委員会とは異なる」と説明。IOCは、ROCが占領したウクライナの領土で一部のスポーツ組織を一方的に編入したとして、2023年から同委員会を資格停止としている。

これについてIOCのカースティ・コベントリー会長は、「違いはベラルーシの国内五輪委員会は一度も資格停止になっておらず、常に適正な状態を保ってきたという点だ」述べている。(c)AFP