エスワティニから帰国の頼総統、台湾には「世界と関わる権利ある」
このニュースをシェア
【5月5日 AFP】台湾の頼清徳総統は5日、アフリカ・エスワティニから帰国し、台湾には「世界と関わる権利がある」と述べた。頼氏のエスワティニ訪問をめぐっては、複数の国が上空の通過許可を撤回したことで延期を余儀なくされていた。
台湾は、アフリカで唯一外交関係のあるエスワティニへの訪問について、中国がセーシェル、モーリシャス、マダガスカルに圧力をかけて妨害を試みたと主張している。
帰国した頼氏は「台湾は世界の一員であり、台湾の人々は世界の人々と交流する権利がある」と空港で記者団に語った。
また「中国の抑圧に屈することはない」とし、「国家元首同士の相互訪問は、友人を訪ねるのと同じように最も普通のことであり、すべての国の基本的な権利だ」と、台湾を訪問したエスワティニのトゥリシレ・ドラドラ副首相らに見守られながら述べた。
頼氏の訪問延期を受け、米国は中国の行動を非難。「台湾および世界中の台湾を支持する関係各国に対して威圧的なキャンペーンを展開している」と指摘した。これに対し中国は「根拠のない非難」とし、自国の行動の正当性を主張した。
中国外務省は2日、頼氏の訪問について「密航者のような逃亡劇」を演じ、「国際的な笑いものになった」と批判した。(c)AFP/Joy CHIANG