【5月4日 AFP】モロッコ南部で合同軍事演習に臨んでいた米兵2人が行方不明となり、海に転落した可能性あると、米国防当局者が3日、AFPに明かした。

米軍とモロッコ軍によると、2人の兵士が2日夜に行方不明になり、両国と同盟国の部隊がカップドラ訓練区域で大規模な陸海空での捜索を開始した。2人が最後に目撃されたのは海岸沿いの崖だという。

グリニッジ標準時(GMT)の3日午後8時(日本時間4日午前5時)時点でも捜索は続いていると明かした当局者は、「この事案はテロとは無関係で、事故とみられる」「初期報告では、2人の兵士が海に落ちた可能性が示されている」と述べた。

米紙ウォールストリート・ジャーナルは、訓練終了後に2人がハイキングに出掛けたと当局はみていると報じたが、AFPはこれを独自に確認できていない。

また米CBSニュースは、基地全体で行われた点呼で2人が確認できなかった後、記者が「夜通し、そして3日にかけて」ヘリコプターの音を聞いたと報じている。

部隊は「アフリカン・ライオン」という年次合同軍事演習に参加していた。この演習は、米軍、アフリカの同盟国軍、そして北大西洋条約機構(NATO)加盟国軍が参加し、北アフリカおよび西アフリカで行われる。

2012年のアフリカン・ライオン演習中には航空機事故が発生し、米海兵隊員2人が死亡、さらに2人が負傷している。(c)AFP